[JSCS mailnews 339] Oct.02, 2024

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                  日本計算機統計学会メールニュース
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                                 No.339 (2024年10月2日発行)
                                 発行:日本計算機統計学会 広報委員会
                                       
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==================================================================== ==================================================================== 目次  ○ 特集「小標本医学データの解析における諸問題への対処」の論文募集    について  ○ 研究集会「統計的因果推論研究の最先端」開催のお知らせ  ○ 調査票情報のオンサイト利用の拡充(2024年9月提供開始分)  ○ 匿名データ提供の拡充 労働力調査(令和4(2022)年) ==================================================================== -------------------------------------------------------------------- ○ 特集「小標本医学データの解析における諸問題への対処」の論文募集に   ついて --------------------------------------------------------------------  和文誌編集委員会では,和文誌『計算機統計学』における特集として「小 標本医学データの解析における諸問題への対処」に関する論文投稿を受け付 けます。  統計解析においては,漸近理論に基づき大標本での性能が担保された統計 手法が用いられることが多いです。しかしながら医学研究において,小標本 データをとり扱うことも少なくなく,これらの漸近理論に基づく統計手法の 性能が担保されないおそれがあります。スタディー・グループ「小標本医学 データの解析における諸問題への対処」(2023-2025年度)では,このような 小標本医学データの解析における統計的な課題の解決を目標としており,こ の度,本特集を企画するに至りました。  本特集では,  ・経時欠測データ解析における小標本バイアス補正  ・小標本問題に関するRパッケージのレビュー  ・臨床試験における部分集団特定に関する統計手法  ・臨床試験におけるBayes流解析手法による既存情報の活用  ・国際共同治験での日本人部分集団における推測 など,医学統計および計算機統計学の発展に寄与する投稿を募集します。多 くの投稿が寄せられますことを期待します。  なお,本特集の投稿論文の採否は,通常の査読プロセスにより決定されま す。   投稿期限:2025年3月31日   募集する投稿区分:すべて(原著論文,総合報告,ソフトウェア記事)            投稿区分に関する詳細は,投稿規定を参照ください。   発行:2026年8月(予定)   原稿送付先:論文投稿・査読システム         https://www.editorialmanager.com/bcsj/default.aspx   オーガナイザー:丸尾和司(筑波大学)   本特集に関する問い合わせ先:wabun-ssclinical@jscs.jp -------------------------------------------------------------------- ○ 研究集会「統計的因果推論研究の最先端」開催のお知らせ --------------------------------------------------------------------  このたび,愛媛⼤学次世代人材育成拠点では,2024年11月5日(火)-7日(木) に統計的因果推論に関する研究集会「統計的因果推論研究の最先端」を愛媛 大学城北キャンパスにて開催いたします。研究集会の詳細につきましては, 愛媛大学次世代人材育成拠点にある「TOPICS」 (https://www.ngeneration.ehime-u.ac.jp/5-7/)をご覧ください。  みなさまのご参加を心よりお待ちしています。  研究集会「統計的因果推論研究の最先端」  日程:2024年11月(火)-7日(木)  場所:愛媛大学城北キャンパス     総合情報メディアセンター1F メディアホール  参加費: 無料  詳細:https://www.ngeneration.ehime-u.ac.jp/5-7/ をご覧ください。  申込方法:Google Forms   https://docs.google.com/forms/d/1FJ4_d0oR9Lheid3WAGvgnOu1M01dY_kPH72qOwxtJfE/viewform?edit_requested=true  から行っていただくようお願い申し上げます。  プログラム(予定)  11月5日(火)   13:00-13:50「非ガウス性と非線形性に基づく統計的因果探索」         清水昌平先生(滋賀大学)   14:00-14:50「Generalized random forestのデータ適応的カーネルの漸         近的性質」         中村知繁先生(順天堂大学)   15:10-16:00「Causal Mechanisms in Biomedical Science」         鈴木越治先生(岡山大学)   16:10-17:00「効果の異質性に着目した個別化医療戦略 2024」         井上浩輔先生(京都大学)   17:10-18:00「生態学分野への統計的因果推論の導入,その苦闘の紹介」         林岳彦先生(国立環境研究所)  11月6日(水)    9:30-10:20「補助実験を用いた不遵守がある場合の因果効果の識別」         星野崇宏先生(慶應義塾大学)   10:30-11:20「Bayesian Sensitivity Analysis for Unmeasured         Confounding in Causal Panel Data Models」         山本鉄平先生(早稲田大学)   11:30-12:20「因果プロセスの圏論的モデリング」         大塚淳先生(京都大学)   13:30-14:20「Evaluation of "Probabilities of Causation" in the         Presence of Unmeasured Confounders and Selection Bias」         黒木学先生(横浜国立大学)   14:30-15:20「潜在反応変数の同時分布の識別とその応用について」         川上裕大先生(横浜国立大学)   15:40-16:30「回帰不連続デザインにおける欠測値への対処法」         高橋将宜先生(長崎大学)   16:40-17:30「曝露分布に対する集団的介入効果のセミパラメトリック         推定」         篠崎智大先生(東京理科大学)  11月7日(木)    9:30-10:20「近似的な多重頑健推定量を用いた時間依存性交絡の調整」         田栗正隆先生(東京医科大学)   10:30-11:20「曝露が連続データのときの因果効果の推定」         田中司朗先生(京都大学)   11:30-12:20「因果は巡る-私的因果推論史」         佐藤俊哉先生(統計数理研究所/滋賀大学) -------------------------------------------------------------------- ○ 調査票情報のオンサイト利用の拡充(2024年9月提供開始分) --------------------------------------------------------------------  独立行政法人統計センターで,政府統計ミクロデータ利用の受付窓口を行っ ている統計情報提供課からお知らせします。 【新着情報】  2024年9月に,以下の調査について,調査票情報のオンサイト利用を開始 いたしました。 ・青少年のインターネット利用環境実態調査(こども家庭庁)令和5(2023)年度 (平成26(2014)年度-令和5(2023)年度,通算10年度分の利用が可能になりま した。) ・住宅・土地統計調査(総務省)令和5(2023)年 (平成15年,20年,25年,30年,令和5年(※住宅及び世帯に関する基本集計 分),通算5年分の利用が可能になりました。) ・賃金構造基本統計調査(厚生労働省)令和5(2023)年 (平成18(2006)年-令和5(2023)年,通算18年分の利用が可能になりました。) ・建築着工統計調査(国土交通省)令和5(2023)年4月-令和6(2024)年3月 (平成21(2009)年4月-令和6(2024)年3月,通算15年度分の利用が可能になり ました。)  ※利用可能な統計調査は,こちらをご参照願います。  「利用可能な統計調査(オンサイト利用)」   https://www.e-stat.go.jp/microdata/sites/default/files/share/data-use/on-site_ChousaIchiran.xlsx  統計センターでは,公的統計ミクロデータの利用(統計データの二次的利 用)の効率的かつ効果的な実施を支援する観点から,統計調査を実施する行 政機関等からの委託を受けて,以下のサービスを実施しています。 (有償。ただし統計法第33条に基づくオンサイト利用の場合は無償となりま す。) <オンサイトによる調査票情報の利用>  https://www.e-stat.go.jp/microdata/data-use/on-site <オーダーメード集計>  https://www.nstac.go.jp/use/archives/order/ <匿名データの提供>  https://www.nstac.go.jp/use/archives/anonymity/ 今後ともどうぞよろしくお願いいたします。 -------------------------------------------------------------------- ○ 匿名データ提供の拡充 労働力調査(令和4(2022)年) --------------------------------------------------------------------  独立行政法人統計センターで,政府統計ミクロデータ利用の受付窓口を行っ ている統計情報提供課からお知らせします。 【新着情報】  下記調査の匿名データの提供について,  10月1日(火)より,提供を開始いたしましたので,お知らせいたします。   ・「労働力調査(令和4年(2022年))」(総務省)の匿名データの提供」   (掲載先)<https://www.nstac.go.jp/use/archives/anonymity/roudou/> ◎これにより,平成元(1989)年-令和4(2022)年,通算34年分の利用が可能に なりました。  統計センターでは,公的統計ミクロデータの利用(統計データの二次的利 用)の効率的かつ効果的な実施を支援する観点から,統計調査を実施する行 政機関等からの委託を受けて,以下のサービスを実施しています。 (有償。ただし統計法第33条に基づくオンサイト利用の場合は無償となりま す。) <オンサイトによる調査票情報の利用>  https://www.nstac.go.jp/use/archives/on-site/ <オーダーメード集計>  https://www.nstac.go.jp/use/archives/order/ <匿名データの提供>  https://www.nstac.go.jp/use/archives/anonymity/ 今後ともどうぞよろしくお願いいたします。 独立行政法人 統計センター 統計技術・提供部 統計情報提供課 企画係 〒162-8668東京都新宿区若松町19-1 TEL:03(5273)1257(直通) E-mail: h-kikaku@nstac.go.jp