第31回シンポジウムを2017年11月16日(木)‐17日(金)の日程で,和歌山県立医科大学紀三井寺キャンパスで開催いたします.会場は,松尾芭蕉ゆかりの和歌浦に面しており,非常に綺麗な夕日を見ることができ,少し足を延ばしますと,白浜温泉などの観光地もございます. 16日(木)の夜には,割烹「ふじ村」におきまして懇親会を予定しています.紀伊半島の海の幸と地酒(実行委員会で選定した選りすぐりの地酒と甲州ワインを用意する予定です)をご堪能いただけるよう準備しております.また,アトラクションとして近海クロマグロを利用した「マグロの解体ショー」を開催する予定にしており,皆様でご賞味いただきたいと存じます.
本大会では,恒例のソフトウェア・デモンストレーション,企画セッションとともに,特別招待セッション「本邦における癌臨床研究の最前線と統計学の役割」を予定しています.近年,医学系研究では,「ビッグデータ」の呼称のもと,リアルワールドデータあるいは,レセプトデータに基づく臨床評価が新たなイノベーションになってきています.特別招待セッションでは,本邦における癌臨床研究の最前線に位置する医学統計家の先生方に現況と展望についてお話いただく予定になっております.
和歌山県は,平成30年4月に「総務省統計局」及び「統計センター」の一部機能移転が決定しており,「データ利活用先進県」に向けた活動が本格化しております.参加者の皆様に取りまして実りのある大会になりますように努力する所存ですので,多数の皆様のご参加をお待ちしております.
第31回大会実行委員会 委員長 下川敏雄(和歌山県立医科大学) |